2015年4月、米国ワシントン州でアマンダさんとエヴァンスさんの二人は、山に見捨てられてワンコを助ける事を心に決めました。
ワンコ、ベアと名付けられました、は山奥に何か月も独りで暮らしており、唯一登山者が投げてくれる食べ物のみで暮らしていました。
ベアは人間を怖がっており、人を近づけるまたは近づく事は全くしませんでした。
アマンダとディランは朝から夕方まで餌で釣ったり、あの手この手を尽くしたのですが、攻撃的ではなかったもののベアは近づくことはなかったのでした。
そこでアマンダが思いついたのが、ベアに背を向けて路上に寝転がってみる事でした。
20分もするとベアが少しずつ近づいてきてスンスンとアマンダの匂いを嗅ぎ始めたのです！
その日は夕方までそのまま何もせずに乗ってきたトラックに乗って家に帰りました。
次の日も同じようにベアに背を向けて寝転がり、今回は少しずつベアに向かって寄って行きました。
ベアは離れてしまいまたその日は一旦家に帰る事にしました。
次の日も同じ事を繰り返し、この日は2時間かかりましたがやっとベアに小さな首輪をかける事に成功しました！
その時は感染症などで弱っていたベアも今ではすっかり元気になった様です。
本当に良かったですね！
