傷害事件などがクローズアップされ、アメリカでは先入観だけで誤解され敬遠されている犬種ピットブル。
しかしテキサス州の複数の保護団体が、ピットブルを優秀な警察犬にする事でこの誤解を解こうとしています。
テキサス州の警察では予算の縮小を模索していました。
きちんとトレーニングされた警察犬は雇うのに一頭100万円以上かかっていたところ
オースティンペッツアライブ！の様な保護団体が、寄付や募金のお蔭で、無料で警察犬になる所までトレーニングをして引き渡す事を可能にしました。
そしてなんと本来であれば危険な犬種と誤解され避けられているピットブルをトレーニングしているのです。
「やる気と自信、働き気持ちさえあれば素晴らしい警察犬になるのに犬種は関係ないよ」とユニバーサルK９の創業者ブラッドさんは言います。
長い間ピットブルを保護して警察犬にしようと提唱してきたブラッドさんは、どのピットブルでもなれる訳ではなく、やはりやる気のある子だけだとも言っています。
保護されたピットブルの中からそういった子を探してトレーニングするのです。
ブラッドさんは、確かに警察署にピットブルを配置するにはそれなりのハードルは今でも存在する、と言いますが幾つかの署は非常に柔軟に対応してくれるので、今後もピットブルを素晴らしい警察犬にしてい努力は続けていきたいと語っています。
ニューヨークなど他の州でもピットブル警察犬は出てきているだけでなく、優秀であると表彰もされてきており、その内日本でもピットブルの警察犬にお目にかかる日がくるかも知れないですね。
